チャールズのめがね / 2012
代官山のSHOWER ROOM FACTORYで開催された「最後のカメラ展」のためのプロダクト。本展には、株式会社パワーショベルがリリースした組み立て式カメラ「LAST CAMERA」の新しい使い方を提案するという企画主旨のもと、様々な領域からアーティストやデザイナーが集められました。
めがね型のホルダーで2台のLAST CAMERAを繋げて撮影し、その写真をhouse(家型のステレオスコープ)で覗くことによって立体視することが出来ます。
デザイン・プロジェクトrabbit holeが出品した本作は、1833年にステレオ・スコープを発明したとされるチャールズ・ホイートストンから着想を得たものです。両眼の視差を利用して立体視するというステレオカメラの原理から、めがね型というシンプルな答えに辿り着きました。
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rabbit holeは、デザイナーの一野篤。木工・家具デザイナーの竹内秀典。写真家 / グラフィック・デザイナーの大西正一によって開始されたデザイン・プロジェクトです。
身体の延長線上にあるプロダクト、身体を通して想像力を刺激するプロダクトの在り方を模索しています。
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- material:ABS, aluminum, lacquer finish