ともに俳優として活動する加藤紗希と豊島晴香が結成した創作ユニット「点と」による、初の長編映画『距ててて』のグラフィック。フライヤー、ポスター、映画制作に関連したジンのデザインを担当しました。
 〈ユーモア、他人との距離感、時空間の交差〉といった要素が散りばめられた独特の作品世界は、一つの見方に縛られない多様な解釈に開かれており、観客を思索と笑いと動揺にいざないます。
 本作は、2021年、日本で最大規模の自主映画コンペティションの一つ「ぴあフィルムフェスティバル」にて観客賞を受賞。さらに若手映像作家の登竜門とされる国内主要映画祭に相次いで入選しました。